皆さん、こんにちは。
ザイマックスグループのデジタル部門である株式会社ザイマックスデジタル(以下、ザイマックスデジタル)は、このたびテックブログを開設しました。ここでは、日々の技術検証や導入事例、社内イベントの様子などを発信していきます。どうぞよろしくお願いします。
今回の初回記事では、ザイマックスデジタルのなかでデータサイエンスやAI技術を活用するデジタルイノベーション部(以下、ディノベ)についてご紹介します。
① ザイマックスグループ内におけるデジタル部門
ザイマックスグループは、不動産管理・運営、サテライトオフィスサービス「ZXY(ジザイ)」、インバウンド特化型ホテル「からくさホテル」など、さまざまな不動産に関する事業を展開しています。これらを横断してデジタルの力で支えるために、ザイマックスデジタルが設立されました。
ザイマックスデジタルは、グループ内のDXを推進し、独自のシステム開発、セキュリティ対策、デジタルマーケティング、データ活用、業務の最適化、AI・最適化技術の導入などを担っています。ドメイン知識・デジタル技術・プロジェクトマネジメントなど、多様なスキルを持つ人材が結集し、事業の最前線でデジタル化を推進しています。また、2025年2月にシステム開発会社である株式会社ヘッドジャパンもグループ企業に加わり、グループのDXをより一層推進していく体制が整いました。
② ザイマックスデジタルの中でのディノベの役割
ザイマックスデジタルには複数の専門チームが存在しますが、その中でもディノベは、データサイエンスやAI技術を活用して、新たな価値を創造する役割を担っています。
- データ分析・可視化を通じて、経営や業務における意思決定をサポート
- AI・最適化技術・画像処理技術を用いて業務の効率化や自動化を実現
- 新技術のR&Dを推進し、ビジネスへの適用可能性を検証
③ 業務内容
ディノベでは、以下のような業務に取り組んでいます。
データ活用と意思決定サポート
- BIツール(Tableauなど)を活用したデータの可視化
- データ分析による業務改善提案
- 事業部門と連携したデータドリブンな意思決定のサポート
AI・数理最適化・画像処理技術による業務改革
- 生成AI・OCRを活用したデータの構造化
- 社内文書検索システムの構築(Google Cloud Vertex AI などを活用)
- 時系列データを用いた冷蔵設備の異常検知モデルの開発
- 検針メーター読み取りのための画像認識モデルの作成
- 数理最適化を用いた客室清掃業務の担当割り振り
- 画像認識技術を用いた図面上の同一シンボルの抽出
PoC(概念実証)・新技術の検証
- PoCを通じた新技術の導入可能性の検討
- 実際の業務における技術適用と効果測定
④ 職場の雰囲気・働き方
少人数のチーム
ディノベは比較的小規模なチーム(2025/9/1時点で13名)であり、20代社員も多くフラットな組織体制のもとで業務を進めています。各メンバーが専門性を発揮しながら、柔軟に案件に取り組んでいます。
リモートワーク・フレックス制度
個々の業務スタイルに合わせた働き方を実現しています。
- 出社と在宅のハイブリッド勤務(ZXYも利用可)
- フルフレックスタイム制(7:00~21:00の間で4時間以上)
アジャイルな開発・業務推進
- PoC(概念実証)を短期間で回しながら、実装可能性を評価
- 最新技術を常にウォッチし、柔軟に取り入れる
⑤ 魅力・やりがい
技術とビジネスの両方を学べる環境
- データ分析やAI技術だけでなく、不動産・施設管理の業務知識も深められる
- 技術者としての成長と、ビジネスの視点を同時に得ることができる
裁量が大きく、PoCから実装まで関われる
- 自ら提案し、PoCを通じて実証しやすい環境
- 技術の実証だけでなく、業務適用まで一貫して関われる
- 事業部門との連携により、実際の現場に活かせる技術開発が可能
他社のDXとは違う「現場密着型」のデジタル変革
事業会社のデジタル部門として現場と技術をつなぐ重要な役割を担えます。
最後までお読みいただきありがとうございました。これからも試行錯誤しつつ更新していきますのでよろしくお願いいたします。
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